キャッチコピーという名の発明

最近、洗濯機が壊れてしまい困りました。今さら洗濯板を使う気にもなれず、近くのコインランドリーにお世話になることにしました。そんなことを考えていると、人は発明をすることで生活を豊かにし、文明を進歩させたことは、人間にとってとてもありがたいことだと思います。

発明は、想像だにしていない所から産み出されることがあります。新たな可能性、新たなつながり、新たな関係を見出すことで発明へのひらめきが生まれます。創意に富んだ思考は、普通なら組み合わせようとは考えない、異なる分野の要素や概念を結合することでよくあります。発明家は明確に区別されている分野の境界線をまたぐことがあります。ある分野での考え方や手法、道具を、想像もしていなかった異なる分野に適用します。だからこその発明なのでしょう。
これはキャッチコピーでも同じことが言えると思います。

例えば、異質な言葉同志を掛け合わせると、意外性のある強いコピーになります。本や映画のタイトルなど、短い言葉でインパクトを出そうと思うときにも、使われている単語同志のイメージができるだけ離れているほうが、心に刺さるものになります。

「国家の品格」「猟奇的な彼女」「最終兵器彼女」「時計じかけのオレンジ」「蹴りたい背中」「狼と香辛料」など。
いずれも、異質で意外な言葉の組み合わせで、心に残るタイトルになっています。
キャッチコピーは、そのものを見る角度と切口で、ありとあらゆる所に表れてくると思います。失敗から成功が表れることもあるでしょう。すごく長い説明文のようなコピーを、ギュッと短くしたり、順序を変えたりすることで、すばらしいキャッチコピーも出てきます。

そう考えると、キャッチコピーも立派な発明品となると思うのです。

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